こんにちは、松下です。
先日家族で富士山に登ってきました!
といっても、本物の富士山ではありません(^▽^;)
東京都文京区本駒込にある ”駒込富士神社”
江戸期には富士山信仰が盛んで、富士の浅間神社にお参りに行く「富士講」が数多くでき、
模造(ミニチュア)の富士山もたくさん造られたとか。富士山に見立てた山の上に拝殿を配したこの富士神社も江戸期の富士信仰の拠点の一つで、富士道も富士の溶岩で造られた跡が残っており、富士山に登ったのと同じご利益があるのだそう☆
標高は20数mなのですぐに登頂出来てしまいます!
神社に祀られているのは、木花咲耶姫(このはなさくやひめ)なのですが、鹿児島の方々は馴染みのある神様ですね!
きんぽう木花館にある女神像と言えば思い出すでしょうか?出身は薩摩半島の南の笠沙で、ゆかりの地も数多くあり、霧島神宮や鹿児島神宮、新田神社などにお祀りされています。
絶世の美女であり、火中で出産するという強さを持つ女神、また火の神として、富士山に祀られたそうです。
また、木花咲耶姫は火の神様であることから、江戸の町火消の間で深く信仰されたそうです。
駒込富士神社にも火消頭の組長などから奉納された、町火消の纏(まとい・シンボルマーク)を彫った石碑が数多く飾られています。
社殿の石段の右側に、大きく「奉納加賀鳶」と」書かれた、まさかりの紋のついた石があります。
これは縁の深い前田家(金沢藩主)の特設消防隊の加賀鳶が奉納したものです。
この富士塚に思いを託した当時の人たちの暮らしぶりなども想像しつつ
厳かな気持ちで下山すると、、、
この日、富士山の山開きに合わせてお祭りが開かれていたので、
子供たちは屋台巡りを楽しんでおりました笑
ちなみに、
初夢で有名なあの「一富士、二鷹、三茄子」は、この駒込富士が由来とも言われているそうです。
この富士塚の周辺には鷹匠屋敷があり、駒込茄子が名産物であった事に由来するとかしないとか。
しかし、残念ながら裏付けとなる資料はないそうです(^^;)
今年から、富士登山も吉田ルートは登山規制が導入されましたね!
富士山に限らず危険な登山はせず、しっかりと準備をして安全に登山を楽しんでください!
次回は、いつかの松下家の本物の富士登山のお話ができたらと思います(^^)
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